今大会の総合順位は 10 位と、目標としていた総合優勝には遠く及ばず、表彰台上ることも出来ませんでした。また昨年度の総合 4 位から順位を下げ、それ以上に総合得点は 628.81 と昨年度より 200 点近く下げてしまう結果となってしまいました。静的審査ではコスト、プレゼンの 2 種目において準備不足や減点などもあり、昨年度から大幅に順位を下げる結果となってしまいました。動的審査でもあまり良い結果を残すことが出来なかったのですが、最終日のエンデュランス＋燃費競技では、多くのチームがリタイアをする中、終始安定した走行で見事完走し、 6 位と今大会で唯一高成績を収めることが出来ました。しかしながらこの競技も、昨年度を上回ることが出来ませんでした。

 

今年度の車両は、昨年度の車両に十分勝る運動性能を持っていると確信しています。しかしながら今年度は車両完成が当初の予定から大きく遅れてしまい、大会までに満足できる程の走りこみが出来ませんでした。その結果、大会では車両の持っているポテンシャルを最大限発揮することが出来ず、非常に悔しい結果となってしまいました。
このような結果となってしまい、この一年間応援してくださった皆様には大変申し訳なく思っております。この一年間を振り返りますと、非常に多くの反省点が浮かび上がり、自分の力のなさを改めて実感した一年間となりました。次年度ではこれらの反省点をしっかりと解決し、同じ失敗を繰り返さないようにして参ります。その為にも自分がしっかりと次年度チームをサポートしていかなければならないと思っています。

 

この一年間応援してくださった皆様には、心より感謝致しております。昨年度の結果もありますが、 Mi-Tech Racing は十分に優勝の可能性があるチームだと確信しております。来年度こそは総合優勝を達成するべく、チーム一丸となりまた一年間頑張ってまいりますので、皆様、何卒応援の程宜しくお願い致します。

(２０１１年度プロジェクトリーダー　横山　隼)