■2009年07月29日(水)17:56
[テスト期間日記]走らせてわかること@原
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リーダー原です。 今日は少し車両についてお話します。
実は今年度車両の裏コンセプトに 「しっかり走る車両」 というのがあります。 普通に聞くと 「レースの世界でしっかり走るのが当たり前でしょう!!」 というイメージなのであまり公にはしていないのですが、 メンバーは皆知っています。
というのも、車両は走らせて学ぶ事が非常に多いと思っています。 もっと走行回数を増やし、いろんなコースや走行の仕方を トライしていくべきです。この車両の得意、不得意はどこか? しかしいつも車両の走行回数を減らす要因は破損です。 破損があると車両の発展は止まります。 しかし車両がガツガツ走れると、 各設計者も頭がフル回転します。 「ココもっと軽くできるかな?」 「ココ実際どれくらい力かかっているのかな?」 「なんでパワー落ちたんだろ?」 といった具合に。
そうして残された時間で改良したり、 考えたり直したり、 疑問に思ったりして 課題を見つけていくことが、一番の将来チームの発展に繫がると思います。 逆に走らない車両を作ってしまうと、翌年も大きく発展しないと思っています。
だからガツガツ走れる車両を作ることを最低条件にしました。 5kgの不安な軽量化よりも、完全に煮込んだ車両を大会に間に合わせたほうが速いと信じています。
だからこそ8月3,4、5日の富士試走会は 僕らのチームにとって絶対に欠かせない機会です。
他大学と肩を並べてこれからの課題をしっかりと 見つけるべきです。
「富士が全て。」 そんな覚悟で富士に挑みます。 | | |